ABOUT トマティスメソッドについて

CONCEPT コンセプト

耳を拓いて、より豊かなコミュニケーションを。

トマティスメソッドは、フランスの耳鼻咽喉科医アルフレッド・トマティス博士が開発した聴覚と発声のトレーニングです。
オリジナルのトレーニング機器を用いて、聴き方の偏りを調整することで、心と身体のバランスを調えます。聴き方が変わると声にも変化があらわれます。

耳と心と声を解放し、トマティス博士が生涯通して伝えていた「豊かに聴き、豊かに発信すること」を導くメソッドです。

トマティスメソッドとは?

トマティスメソッドの概要
フランスの耳鼻咽喉科医アルフレッド・トマティス博士によって創られ、確立されました。
今日ある多くの聴覚トレーニングシステムはトマティス理論を基にしており、トマティス博士は聴覚トレーニングシステムの父と言われています。Tomatis Developpement SA(TDSA)が提供している方法がトマティス博士のオリジナルです。

トマティス博士は、生涯をかけて、耳と声、ひいては聴き取りとコミュニケーションの関係の研究に捧げました。
博士はソルボンヌ大学の生理学研究室でさまざまな発見をし、1957年と1960年、パリの科学アカデミーと医学アカデミーにこれらの成果を提出しました。アカデミーはこれらの発見を受理し、「トマティスの三法則」と名付けました。
   
―トマティスの三法則―
1.耳で聴き取れない音は発音できない。
2.聴覚の改善により発声にも変化が現れる。
3.聴覚の改善後、発声の改善も定着させることができる。

この法則をもとに聴覚発声トレーニング機器を開発し、トマティスメソッドが確立されました。
現在はルクセンブルグに本部があり、世界約75ヶ国で、学校やトマティスメソッド有資格者の運営するトマティスセンターにて実施されています。
トマティスメソッドの適用分野
耳はどのような働きをしているのでしょう。
大きく分けて以下のような3つの働きがあります。この働きにかかわる分野で応用されています。
トレーニング機器
詳細はこちらからご確認ください
トマティス博士について
Alfred Tomatis 1920-2001
パリ大学医学部耳鼻咽喉科卒業。聴覚、心理学、音声学を専門とする。1947年に聴覚と発声の相関関係を明らかにした理論を確立。聴覚およびコミュニケーション障害のリハビリ技術の基礎となった。
フランス労働省や海軍工廠省などに勤めたほか、パリ人類学学院やパリ臨床心理学院、英国系大学にて教鞭を取る。


※研究論文サイトはこちら
トマティスメソッドに関する書籍
以下はトマティス博士の主な著書とその関連図書です。

・1963年 「耳と言語」
・1972年 「教育と失語症」「胎内コミュニケーションから人間の声まで」「人間の聴覚」
・1977年 「耳と人生」
・1981年 「胎内の夜」
・1987年 「耳と声」
・1989年 「学習困難」「8ヶ月の天国」「めまい」
・1991年 「人間はみな語学の天才である」(日本語訳)「モーツァルトを科学する(日本語訳)」「宇宙を聴く」

その他
・1996年「最強の外国語学習法」日本実業出版社刊 村瀬邦子著
・2011年「The Listening Journey」トマティス国際コンサルタント協会刊
さまざまな有名人が利用
トマティスメソッドを受講した世界の著名人をご紹介いたします。

●マリアカラス(オペラ歌手)
●スティング(ロックシンガー)
●ジェラール・ドゥパルデュ(俳優)
●ジュリエット・ビノシュ(俳優)
●ベンジャミン・ラクソン(オペラ歌手)
など